
サムスンが8月5日に正式発表、同月後半にリリース予定となっている新型Galaxyフラッグシップ、Galaxy Note 20シリーズ。
この上位モデル、Galaxy Note 20 Ultraの外装について興味深い新情報がでてきました。

サムスン関連ではトップレベルの知名度を誇る有名リーカー、Ice universe氏がWeibo上に投稿していたもの。
これによると、Galaxy Note 20 Ultraには「Victus」と呼ばれる新型強化ガラスが採用されるとのこと。
「Victus」 はゴリラガラス(Gorilla Glass)で有名なコーニング社が先日発表した新世代の耐久ガラスで、事実上、第7世代のGorilla Glassに相当する模様で、2メートルの落下にも耐えれる強度と、ひっかき傷などに対する強度はGorilla Glass 6の2倍になっているとのことです。

なお、スマートフォンのディスプレイなどに使われるガラスの「強度」には落下などの衝撃に対する破壊強度とひっかき傷などに対する強度、加傷強度というものがあるようで、基本的には両者はトレードオフ。つまり、どちらかの強度を上げるともう一方の強度が下がる、という傾向があるようです。
一方、このVictusガラスは落下などに対する衝撃強度と傷などに対する加傷強度のいずれもトレードオフすることなく、両方の面で強度が増しており、両者は同時に強化した新世代ガラス、ということで名称を変更した模様です。

このVictusガラス、今年後半から来年リリースの他のフラッグシップにも順次採用されていくと思われますが、少なくとも現状ではこのGalaxy Note 20 Ultraはあるいみ「最強」スマホということになりそう。
なお、Galaxy Note 20の方に同じ素材が使われるかは不明。
ただ、先日の情報では無印Note 20は裏面素材がプラスチックになることが判明しており、ディスプレイガラスについても何らかの差別化が図られている可能性は十分にあり得ると思います。