新型Xperia、と言えば小型版Xperia 1 IIことXperia 5 II。
今のところの情報ではSD865のアップグレード版、SD865+を搭載するという噂も見かけますが、まだはっきりとしたことは不明。
そんな中、来年2020年の新型Xperiaに搭載されるCPUについてちょっと気になる情報が投稿されていました。
これ、当サイトの読者の方がWeiboの非公開投稿をみつけ、送ってくださったもの。
内容としては「2021年版の次期XperiaがSD865もしくはSD865+を搭載する可能性はかなり高い。ただ、同チップを搭載したモデルがXperia 1 IIIなのかは分からない」というもの。
言うまでもなくSD865/SD865+は2020年の大半のハイエンドモデルに搭載された現行最新チップですが、この情報が事実ならばXperiaスマートフォンは2世代に渡って同チップ(もしくはアップグレードされた同世代チップ)を採用する可能性がある、ということに。
Xperiaは半年ごとに新世代モデルをリリースしていたZシリーズやXZシリーズ時代には確かに異なる世代でも同一チップを採用していましたが、これはあくまで「半年サイクル」ゆえの話。
Xperiaだけでなく、他メーカーでも1年以前の前モデルと同一チップを搭載というのは前例もなく、にわかに信じがたい情報です。
そういえばもう去年の話になりますが、有名リーカーのZackbucks氏が当時はまだ正式発表されていなかったSnapdragon 865について同チップがXperia向けに2世代に渡って採用される可能性がある、というリーク情報を提供していました。
この時点ではこの意味が判然とせず、Xperia 1 IIとXperia 5 IIにSD865を搭載という意味かとも思ったのですが、今回の情報からすると2020年版と2021年版フラッグシップ(の一部)でSD865/SD865+が使われる、という意味だったのかもしれません。
ただ、この投稿者曰く、仮に2021年にSD865/SD865+搭載の新型XperiaがリリースされるとしてもこれがXperia 1 IIIになるかは不明、とのこと。
よって、このモデルは「次世代」ではなくひょっとするとXperia 1 IIやXperia 5 IIの派生機種として来年早々リリース、なんてこともあるのかもしれません。
そういえば、少し前にサムスンがGalaxy S21シリーズの「一部モデル」にSD865の搭載を検討、その後、結局全バリエーションにSD865でもSD875でもないExynos 1000を搭載する、というリーク情報がありました。(信ぴょう性は不明ですが)
クアルコムのハイエンド向けチップは世代ごとに価格アップしており、これがスマートフォン(と特にハイエンド)の販売価格アップの一因とも言われています。
その結果、一部のメーカーはチップをミッドレンジ向けに切り替える動きが出てきているとも言われていますが、最新ハイエンド向けチップではなく、あえて古いハイエンド向けチップを使う、というのもこうした背景が理由としてあるのかもしれません。
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ミドルだけじゃなくハイエンドまで周回遅れか