新型 Xperia 1 IIで発生報告のある不具合まとめ、輝度不具合、GPS、通話

ソニーモバイルの最新フラッグシップ、Xperia 1 II

au版SOG01は先週発売されましたが、ドコモ版SO-51Aの発売は本日正式に「6月以降」へと延期?され、どんどん伸びる発売日にしびれを切らしているドコモユーザーも多い模様。

さて、そんなXperia 1 IIですが、それほど深刻ではないもののいくつかの不具合報告が出てきています。

ディスプレイ輝度の不具合

具体的には画面の輝度が暗い、というもので、発生条件としてはスリープ復帰時に発生することがほぼ100%。

画面輝度の自動調整をオフにしている状態で発生、また、問題なく設定どおりの輝度で表示されることもあるようなので、何らかのグリッチによるソフト的な問題である可能性が高そう。

発生条件としては指紋認証が若干遅い時に多いようですが、これがトリガーとなっているのかは不明です。

また、場合によっては画面が「チカチカする」というケースも報告されています。

ただ、画面輝度関連の不具合は過去のXperiaや他機種でも度々みられ、大抵はソフトウェア・アップデートで改善されるのでそれほど心配する問題ではないようにも思えます。

GPS/位置情報不具合

ナビやマップなど、GPS/位置情報を使用するアプリを使用中に突然位置情報が取得できなくなる、と言う問題。

アプリなどは無関係なようなので、どれか一つのアプリで発生すると他のアプリでもGPSを拾わなくなる模様。よって端末のGPSあるいは位置情報取得機能関連のバグが疑われます。

なお、この問題は端末を再起動するれば少なくとも一時的には解消されるようなので、同問題が発生した場合はとりあえずの応急処置として再起動で乗り切るしかなさそうです。

通話不具合

6/29追記:この不具合は6月末のアップデートでドコモ版、au版ともに改善した模様。

通話中、瞬間的に相手の声が聞こえなくなるという要は「音声途切れ」問題。

WiFi使用時に発生する頻度が高いとの報告もありますが、データ通信オンリーでも発生報告があるのでこれだけが発生条件ではなさそうです。

ブラウザのプチフリーズ不具合

ウェブ・ブラウジング中に画面が一時的にフリーズする、という俗にいう「プチフリーズ」症状でChromeでの発生報告がほとんど。ただこれは単にユーザー数が多いだけと言う可能性もあるので、Webviewといった基幹アプリの不具合という可能性も。

大半は画面のスクロール中に発生し、大抵は数秒でフリーズは解消する模様です。

ただ、この問題はAndroid 10へアップデートをした他のXperiaでも以前より良く見かけるのでXperia 1 II特定の不具合と言うよりはOS依存、あるいはXperiaのファームウェア依存の不具合という可能性も高そうです。

音量が不安定

アプリによって突然音量が小さくなったりするという症状で、特にゲームアプリでの発生例が多い模様。

一部ではDolby Atomsの相性問題が原因との指摘もありますが、今のところこれをオフにすることで症状が完治するのかは不明です。

登録していない指で指紋認証が通ってしまう

まだ報告数は限定的ですが、セキュリティー関係だけにちょっと気になる問題です。

画面消灯時に画面がチカチカとフラッシュする

アンビエント表示をオンにしている際に、近接センサーが作動。画面がぼんやり明るくなるのではなく、かなり強くフラッシュするという症状です。

ダイナミックバイブレーションの使用後に端末が微妙に振動し続ける

ゲームや音楽、動画など、ダイナミックバイブレーションを使用するアプリを使うと、使用後も音は出ていないのに端末が小さく振動し続ける、という症状。

また、耳を近づけると小さなノイズも確認できるようです。

詳細についてはこちらをご覧ください。

Xperia 1 II不具合まとめ

いずれも価格.comやTwitter、5ちゃんねるなどで数件ずつ報告があり、まだ広範囲とは言えませんが、発生頻度は高いという印象。

大半は、地味に不便な不具合で致命的というほどのものではなさそうで、今のところはどれもソフト的な不具合で改善は可能なように思えます。ただ、指紋認証の問題などはセキュリティ絡みなので、マイナーとは言えないバグの可能性も。

なお、新たな不具合報告や改善・対処法についての情報が入り次第記事を更新します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました