Googleの2020年最新OS、Android 11。
今のところ正式版が提供されているのはPixelシリーズの実ですが、早ければ来月くらいから、遅くとも年末までには新型のXperiaやGalaxyなどといった毎回OSアップデートが比較的早いメーカーのモデルには提供が開始されるのではないかと思われます。
(Xperia 5 II/Xperia 1 IIは12月末という噂も)
そんなAndroid 11ですが、どうやら国内「だけ」で適用された仕様があり、ちょっとした話題となっているようです。
具体的にはAndroid 11へアップデートされたスマートフォンではカメラのシャッター音の無音化が完全にできなくなる、というもの。
ご存知の方も多いと思いますが、国内で正式販売されている機種は基本的にすべてデフォルトではシャッター音を消すことができません。
ただ、Android 10以前のスマートフォンでは国内版でも専用のシャッターを無音にするアプリを使うことでシャッター音が鳴らないようにすることが可能でした。
また、海外版モデルであればSIMカードに関係なく基本的にはすべてシャッター音を無音にすることが可能でした。
ところが、Android 11ではこれらのアプリによるシャッター音の無音化が効かなくなっているとのこと。
さらに国内版スマートフォンだけでなく、海外版モデルでも国内のSIMカードを挿入すると国内版同様に強制的にシャッター音がオンになるとのことです。
要は、Android 11では国内で使用する際にシャッター音を消す方法が基本的にはすべて塞がれた、ということ。
しかも海外版でも国内SIMで強制シャッター音オンになる、ということは明らかにOSレベルで何らかの細工がされている、という事だと思われます。
なんかこれ、日本人だけGoogleに信用されていないような気がして嫌な感じも。
そもそもこの日本独特の強制シャッター音は盗撮防止のため、とよく言われますが、これは明らかにおかしいような気がします。
というのも盗撮は動画でも可能なわけで、そもそも盗撮をするような悪党がスマートフォンの強制シャッター音ごときで犯行を思いとどまるとも思えません。
逆に撮影OKな美術館などでもシャッター音を出すのはちょっとはばかられるというケースは結構あると思われ、シャッター音が消せないことで人に迷惑がかかる、というケースもでているような。
(少なくとも強制シャッター音反対派の人を盗撮者扱いするのはどうかと思います)
この日本だけ(韓国も、と聞いたこともありますが)の悪しき仕様、そろそろ見直して欲しいものです。
コメント
日本から盗撮犯が居なくならない限り無理
それかいっそスピーカー部分ふさぐしかねぇなwww