Galaxy S20シリーズが2K/120Hz表示非対応の理由、アップデートでも対応はなし

サムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S20シリーズ

国内ではS20が発売済み、S20+が今月中に発売予定となっていますが、同シリーズはGalaxyとしては初めて120Hzリフレッシュレートに対応した機種でもあります。

同シリーズのディスプレイ解像度は3200 x 1440 WQHD+(2K)ですが、120Hz表示の際は画面解像度がFHD+となり、2Kで120Hz表示はできない仕様となっています。

一方、先日リリースされたOneplus 8 Proは2Kでの120Hz表示が可能となっています。

そして今回、この違いについて興味深い情報が見つかりました。

SAMMOBILEが伝えたもので、これによるとOneplus 8 ProにはデュアルMIPIレーンと呼ばれるものが搭載されているのに対し、Galaxy S20シリーズはこれがシングルMIPIレーンであるとのこと。

2Kで120Hzの信号をDDIC(ディスプレイドライバー集積回路)へ届けるにはこのMIPIレーンが2つ必要とのことで、これが1つしかないGalaxy S20シリーズではハード的にこれが不可能、という事の模様。

Galaxy S20シリーズではバッテリー持ちに考慮して2Kでの120Hz表示を無効化している、というのが今までの見方でしたが、そうではなくハード的な制限が理由、ということになります。

また、同シリーズではリリース前から今後のアップデートで2K/120Hzが利用可能になると言った情報もありましたが、今回の情報からするとその可能性はほぼゼロ、ということになります。

コメント

  1. a より:

    120Hzとかゲームでもしない限りバッテリーの無駄遣い
    つまり要らん

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