スマートフォン用のOLEDディスプレイ、と言えばサムスン、LG、BOEの三社がほとんどのシェアを占めていることは良く知られています。
が、2021年にリリース予定の複数フラッグシップに搭載されるディスプレイについてはちょっと異変が起きる可能性がでてきました。
要点としては、2021年にリリースされる1000ユーロ超えの多くのフラッグシップが安価なBOE製ディスプレイを搭載するため問題が発生する、という予告。
そしてBOE製スクリーンを搭載する機種として:
Huawei P50
Galaxy S
Galaxy A
Galaxy Note
iPhone
などが挙げられています。
実際にBOE製ディスプレイで不具合が発生するのかは不明ですが、それよりも気になるのはBOEディスプレイを採用する機種。
Galaxy SはGalaxy S20の後継機S21を、Galaxy NoteはGalaxy Note 20の後継機、Note 21を示唆していると思われが、これらの機種にBOE製OLEDが搭載、ということに。
有機ELと言えばサムスン、というくらいに世界で圧倒的なシェアを握っています。
そして言うまでもなく、サムスンはこれまでのフラッグシップモデルにはすべて自社製OLEDを採用してきました。
にもかかわらず、来年からはGalaxy S/Noteフラッグシップにも他メーカーのディスプレイを採用する、とういことで、これはちょっと信じがたい部分も。
今回の情報提供者、Ricciolo氏は辛口コメントが多い傾向がありますが、その情報は正確なことが大半。
Xperia 1の機種名が「Xperia XZ4」ではないという情報を最初にリークしたのもこの人物で、その他にも貴重な未発表モデルのリーク情報を度々提供しています。
ちなみにXperiaのフラッグシップに搭載されているOLEDは今のところサムスン製と言われており、一部ではLG製もあると言われていますが確かではありません。
一方、XperiaがBOE製の有機ELを搭載した、と言うケースは噂ですらほとんど見かけません。
ただ、今回の情報が事実でGalaxyフラッグシップすらもBOE製OLEDを採用、となると次期・次世代Xperia (Xperia 1 III?)も同様にBOEディスプレイ採用、という可能性は十分にありそうです。
ちなみに私もBOEディスプレイを搭載した機種は過去に何機種か使ったことがありますが、特に画質が劣る、と言った印象はなく不具合もありませんでした。
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