サムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S20。
国内初の5G通信対応スマホとしてAQUOS R5Gと同時にリリースされ、お世辞にも「売れ行き好調」とは言えませんが、目立った不具合などもなく評判はまずまず、といった感じでしょうか。
さて、そんなGalaxy S20(シリーズ)ですが、今回、ちょっと興味深い「隠れ機能」が搭載されていることが明らかになりました。
XDAが伝えたもので、Galaxy S20のディスプレイは画面のリフレッシュレートを96Hzにする「隠しコマンド」の存在が発見されたとのこと。
ABDコマンドで“dumpsys display,”と打つと以下のような画面が現れ、Settings.System.peak_refresh_rateとSettings.System.min_refresh_rateを96.0に変更することで96Hz表示が可能になるとのこと。
さらに、XDAの有志が開発したアプリをインストールすると、以下のようなリフレッシュレートの選択が可能になるとのことです。
ご存知のように、Galaxy S20シリーズのディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応していますが、 デフォルトでは60Hzに設定されています。96Hzというとちょうどこの中間という事になりますが、なぜこれが90Hzではなく96Hzなのかは不明。
なお、今のところこのリフレッシュレートにしたことによる不具合などはない模様。
ただ、60Hzや120Hzと比較しての動作の変化やバッテリー持ちの変化についてもほとんど報告がないので、どういったメリットがあるのかも今のところは未知数です。
ADBコマンドを使える環境にあれば非常に簡単な手順のようですが、ADBコマンドを使う以上はリスクはあるので、あくまで自己責任お願いします。
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