ソニーの2020年新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 II。
国内ではドコモからSO-51Aとして、auからはSOG01としてそれぞれ4月末と5月に発売されることが確定しました。
このXperia 1 II、まだ実機レビューやハンズオン動画・画像がほとんどなく、細かな新機能などについては明らかになっていない部分が多々ある模様。
しかし今回、このXpeira 1 IIのカメラには公式には発表されていない興味深い新機能が搭載されていることが明らかになりました。
これはXperia 1 IIの発表時の動画の中にあった一場面のスクリーンショット。
ご覧のように「DRO/Auto HDR」とあります。
DRO=Dレンジオプティマイザー とは?
DROとは「ダイナミック・レンジ・オプティマイザー」の略でソニーのαカメラやサイバーショットに搭載されている機能。
被写体や背景の明暗の差を細かな領域に分けて分析し、最適な明るさと階調の画像にする機能で、おもに逆光や明暗差が大きい悪条件での撮影の際に、黒つぶれを軽減するとった目的で使われることが多いようです。
オートHDRとの違いは?
DレンジオプティマイザーもオートHDRも明るさを調整する機能画像補正機能であることは同じ。
ただ、DROが一枚の写真で明暗部の階調を引き出して仕上げるのに対し、オートHDRでは露出の異なる数枚の写真を合成して一枚の写真を作成する、という違いがある模様。
一方、Dレンジオプティマイザーは効果を強くするとノイズが乗りやすく、白飛びもしやすいという欠点があるようです。
一方で、オートHDRはノイズの影響が少ないという長所がある一方で、複数の写真を撮るため、動いている被写体を撮影するのは苦手なようです。
また、オートHDRはやりすぎると写真全体が不自然になるという欠点もある模様。
要はどちらも一長一短といったところのようですが、逆光など明暗差が大きいシチュエーションでも場合によってどちらかを選べる、というのは便利そうです。
なお、同機能は今のところXperia 1 II公式ページの上には記載されていません。
よって、他のいくつかの機能同様に発売後のアップデートで対応、という可能性もありそうです。
コメント
スマホなんだから、カメラまかせで
キレイに撮れることが大事
わざわざこんなメニューを設けているってことは、
カメラはあまり期待しないほうがいいな
RX100の劣化版てところか
そんなことはない。こういうオプションは嬉しい。