サムスンの新型フラッグシップ、と言えば国内でもドコモおよびauからリリース予定のGalaxy S20シリーズ。
一方、Galaxy Sシリーズ及びGalaxy Noteシリーズは昔から国・地域によって搭載CPUをSnapdragon 8XXとExynosに分けており、基本的には米国や日本はSnapdragon版、ヨーロッパなどはExynos版というのが大まかな「慣例」となっています。
ところが今回、この「慣例」に不満を持ったユーザーが署名サイト、change.org上でExynosチップの採用をやめることを求める署名運動を開始していました。
要求としてはGalaxyモデルにExynosチップを搭載するのをやめてすべてSnapdragon搭載にしてほしい、というもの。
また、タイトルにはありませんが、興味深いのはカメラセンサーについての記載があるという点。
Outside of the US, Samsung sells their phones with their own Exynos chips instead of Qualcomm Snapdragon. They also use Samsung made camera sensors, instead of the Sony ones in the US version. These parts are inferior, and there are numerous comparisons online.
サムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S20およびGalaxy S20+のメインカメラのセンサーはSnapdragon 865版にはXperia 1 IIと同じソニー製のExmor IMX 555が搭載されていいますが、Exynos990版にはサムスン製のISOCELL S5K2LDが搭載されていると言われています。(スペックは全く同じですが)
そして今回の署名運動の記述によると、サムスン製センサーはソニー製センサーよりも劣っている、とのこと。
今のところ、このISOCELLセンサーとIMXセンサーで画質に違いが出ているという報告は見かけませんが、やはり気になるユーザーもいるのでしょうか。
ちなみに国内向けGalaxyフラッグシップにExynos版モデルが投入されたことは少なくともここ数世代ではないので、基本的には日本のユーザーには関係のない話。
一方、一部の情報ではサムスンは独自チップの開発を大幅に縮小したとも言われており、将来的には自社製チップの生産をやめるといった噂も。
その前兆として、同社はGalaxy Aシリーズの一部の5G対応ミッドレンジにMediatek製チップを搭載するとも言われています。
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