新型Xperia、と言えば国内リリース(少なくともドコモとau)も確定、5月の発売が濃厚な2020年前半のフラッグシップ、Xperia 1 II。
このXperia 1 II、スペック的には前モデルから大きく進化し、デザインも少なくとも背面、側面に関してはXperia 1より良くなったという声が大勢です。
一方、前モデルからほとんど変わらないのが前面のデザイン。
上下ベゼルの幅は基本的にほとんど同じとなっています。
しかし今回、将来的にこのXperiaの前面デザイン、特にベゼルが大きく変化する可能性がでてきました。
極小「マイクロ・マトリックス・カメラ」とは?
これ、一見するとXperia 1 IIのレンダリング画像が2つ並んでいるだけですが、よく見るとXperia 1 IIよりもかなり上下ベゼルが狭いことが分かります。
さらに拡大すると↓
こちらは非常に狭いベゼル上に4つの「点」が。
こちらは画面上部縁に4つの点、つまりパンチホールがあることが分かります。
これ、画像自体はWeibo上のユーザーが作成したコンセプト画像であくまで非公式なもの。
が、興味深いのはコメント部分。
この画像自体はWeibo上のユーザーが作成したものですが、興味深いのはその内容。
ソニーのマイクロフロントカメラ・ソリューション(低コスト、画質への影響なし)、フレームもしくはマイクロパンチホールとして搭載可能。
これはソニーの「マイクロマトリックスカメラ」と呼ばれるもののようで、上の画像のそれぞれの点が極小のカメラレンズ、という事の模様。
そしてこれが文字通りマトリックス状(行列状)に並んでいることからマイクロ・マトリックス・カメラ、ということのようです。
この人物はスマートフォン自体についてのリーク情報を流すことはあまりありませんが、新型カメラセンサーやレンズ、ディスプレイなどといった新型の「パーツ」についてのリーカーとして結構有名な人物。
次世代Xperiaにおけるソニー独自のベゼルレス化への答え?
もちろん、これがすぐに次期Xperiaで採用される可能性は低いと思います。
ただ、このマイクロマトリックスと呼ばれるフロントカメラ技術自体がソニーが開発中の技術として実在することが示唆されているので、Xperiaで将来的に採用される可能性は十分あると思われます。
ベゼルの狭小化トレンドの中、やはりネックとなるのはフロントカメラの取り扱いで、ここ最近の機種ではノッチ、パンチホール、格納式/フリップ式などが主流。
一方で、Xperiaのようにベゼルにフロントカメラを搭載した機種というのは逆に珍しくなってきています。
また、ソニーはXperiaフラッグシップでは画面の「没入感」を優先しており、今後も少なくともハイエンドモデルでパンチホールやノッチを採用する可能性はほぼ皆無。
となると、この「マイクロメトリックス」がXperiaにおけるベゼルレス化の方向性、という可能性もありそうです。
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