サムスンが2月11日に正式発表、おそらく同月末か翌月上旬にはリリースされるであろうGalaxy S20シリーズ。
このモデルの中では下位モデルとなるGalaxy S20のベンチマークスコアが発見されました。
これまでの情報ではSM-G981XがGalaxy S20、SM-G986XがGalaxy S20+、SM-G988XがGalaxy S20 Ultraの型番とのこと。
ご覧のようにマルチコアのベンチマークスコアは2500ポイント台となっており、同時期に計測されたと思われる他の2回の計測結果も同じようなスコアとなっています。
Geekbench 5のマルチコアのスコアで2500ポイントと言えば、Snapdragon 855とほぼ同等でSD865搭載機としてはかなり低め。
ちなみに以下は先に発見されたGalaxy S20+のベンチマークスコア。
ご覧のようにS20とS20+とでは3割前後もスコアが違います。
S20、S20+、S20 Ultraの3モデル展開でサイズやカメラ周りなどにスペックの違いはあるものの、CPUといたコアな部分の仕様は同じはずで、基本的にはベンチマークスコアにも違いは出ないはず。
もちろん、サンプル数が少ないのでたまたまS20のスコアが異常値だったという可能性も十分あります。
いままでの情報ではこのGalaxy S20シリーズのRAMには最新規格のLPDDR5が採用されると言われており、この新型メモリは従来のLPDDR4Xと比べてデータ転送速度が1.3~1.5倍程度といわれています。
Galaxy S20シリーズは3モデルともメモリは12GBが標準(S20 Ultraだけ16GB版ありとのこと)となっていますが、ひょっとして下位モデルはLPDDR5ではなくLPDDR4X搭載、といった可能性もあるのでしょうか。
ただ、LPDDR5とLPDDR4Xに性能差があるとはいえ、データ転送速度だけでベンチマークスコアにこれだけの差がでるとは考えにくい部分もあります。
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