ここ最近、Xperia 1 IIIをなど、複数のXperiaで充電周りの不具合報告をよく見かけます。
Xperia 1 IIIなどで充電が低速になる、途中で止まるとの不具合
具体的には急速充電に対応の充電器を使用していても充電が極端に遅い（低速充電になる）といった言った症状や、充電自体が開始されない、といった症状。
価格.comやTwitter、5ちゃんねるなどで複数の報告がみられます。
この問題、最新のXperia 1 IIIでの発生報告が多いという印象を受けますが、Xperia 1 IIなどといった旧型Xperiaでの報告も散見されるので、ひょっとすると最近のアップデートなどが原因となっている可能性もありそうです。
また、低速充電になっている、あるいは途中で充電が止まっているというケースに気づかず、就寝時に充電器につないだのにもかかわらずに、朝になるとバッテリー残量が逆に減っている、という現象もちらほら。
原因は「Digital Wellbeing」かも
この問題、原因を調査していたところどうやらGoogleの純正アプリ「 Digital Wellbeing 」が原因、という情報を見かけ、同アプリを無効化したところ、充電周りの不具合が解消したという報告も。
「 Digital Wellbeing 」はデバイスの利用習慣を確認し、特定アプリの使用時間や通知の表示回数などを制限することでスマホの使い過ぎを予防するためのアプリ。
そしてどうやらこのアプリが充電周りのシステムと何らかの干渉を起こしている可能性がありそうです。
なお、同アプリは確かAndroid 10以降のすべてのモデルでデフォルト搭載されており、アンインストールはできないはずですが、設定→アプリと通知から無効化は可能。
そして無効化することによって、充電周りの問題も解消した、という報告が何件か見られます。
バッテリー持ちや発熱問題も改善との報告アリ
また、 「 Digital Wellbeing 」 を無効化するとで端末の異常発熱や異常バッテリー消費も緩和した、という報告も。
ただ、Xperia 1 IIIの発熱に関しては海外では8月分セキュリティーパッチを含むアップデート（国内版では未提供）でかなり改善したとの報告が複数見られるので、同モデルに関しては少なくとも 「Digital Wellbeing」 だけでが問題ではなさそう。
ただ、効果がなければすぐに設定を戻せばよいだけなので、不具合、得に充電周りに問題が出ている方は一度試してみることをお勧めします。
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