2020年版の新型Xperiaフラッグシップ。
とりあえず2月末のMWC 2020で「Xperia 1.1」ことXperia 1の後継機が発表されることは間違いなさそうですが、SD865搭載ということ以外、まだ大部分のスペックは謎のまま。
一方で、その兄弟モデルであるXperia 5の後継機についても気になるところです。
そんな中、このXperia 1およびXperia 5の後継機にあたる2モデルについて興味深いスペック情報がTwitter上に投稿されていました。
Xperia 1 2020 & Xperia 5 2020のスペック情報
・Xperia 1 2020はSnapdragon 865、IMX686、Snapdragon X55搭載
・Xperia 5 2020はSnapdrgon 765G、IMX650搭載
・両モデルとも12MPの広角および望遠センサーを搭載
・両モデルとも6.5インチの2K OLED、CinemaWide (HDR10+)ディスプレイを搭載
IMX686 & IMX650について
IMX686は先日ソニーが発表した64MP、1/1.7インチの新型センサーですでにいくつかの中華メーカーが2020年モデルに搭載することが明らかになっています。
一方のIMX650についてははっきりとしたことは分かりませんが、どうやら40MPのIMX600の後継センサーというった位置づけの模様。
SD865 & SD765Gについて
Xperia 1の後継機にSD865が搭載されるのは既定路線だとして、興味深いのがXperia 5の後継機。
先日、SD765G搭載の次期Xperiaに該当すると思われるモデルのベンチマーク・スクリーンショットが発見されていますが、これが本物ならば今回の「Xperia 5 2020」という可能性も高そうです。
チップ周りですが、「Xperia 1 2020」についてはX55搭載とあり、5G対応ということに。
ただ、「Xperia 5 2020」についてはSD765Gで5G通信対応ならば「X52」というSD765向けモデムチップの記載があっても良いはず。
SD865/X55とは異なり、SD765/765GはX52が本体チップに統合されているためわざわざ記載しなかっただけ、という可能性もありますが、見方によってはこのXperia 5後継機は4Gモデルのみ、あるいは4Gモデルと5Gモデルの両方が存在する、という可能性もありそうです。
2020年Xperiaモデルに4K画面はなし?
興味深いのがディスプレイ周りのスペック。
両モデルともディスプレイサイズが6.5インチで画面解像度が2Kになると書かれています。
ご存知のようにXperia 1は「プレミアムフラッグシップ」として4Kディスプレイを搭載していますが、この「Xperia 1 2020」は2K。
だとすると、プレミアムXperiaとしては初めての4K非搭載モデル、ということになりそうです。
また、画面サイズも気になるところ。
両モデルとも6.5インチとのことで、Xperia 1と同じ画面サイズですが、6.1インチのXperia 5よりはサイズアップということになります。
なお、「2K」の定義はあいまいな部分もあるのですが、基本的には2560×1440なので、21:9のアスペクト比率で横解像度に合わせると3360×1440、縦解像度に合わせると2560x約1097ということになります。
Xperia 1が3840×1644、Xperia 5が2520×1080なので、この2モデルの中間の解像度ということになりそうです。
2モデル同一サイズ・デザインで同時期にリリース?
この2モデル、今回の情報が事実だとするとCPUやカメラ周りのスペックといった「中身」だけが異なり、サイズ、外見は同じという可能性もありそう。
また、同じタイミングで情報が出ているという点からしてもXperia 1とXperia 5のようにリリース時期はずらさず、過去のXperia XZ2/XZ2 PremiumやXZs/XZ Premiumのように上位モデル・下位モデルといった位置づけで同時リリースという可能性もあるように思えます。
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