リリース以降、国内のハイエンドモデルとしては人気No.1を維持しているXperia 1 III。
同モデルは国内でのリリース時期は比較的早く、海外でも徐々にリリース済みの国・地域が増えているという印象です。
そんな中、このXperia 1 IIIが先月リリースされた台湾から、同モデルの売れ行きや今後のXperiaの見通しについて興味深い記事が見つかりました。
phoneWireという海外メディアによる少し古い記事のものですが、この中で、ソニーモバイル台湾の責任者、林志遠氏のコメントを紹介。
これによると、Xperia 1 IIIの6月時点での予約はXperia 1 IIと同程度だったとのこと。
ただ、これは台湾で5月にロックダウンが行われ、デーパートなどの小売業の売り上げが20%近くにまで落ち込んだことを考慮するとかなり好調で、ロックダウン解除後には大きなリバウンドが期待できるとのことです。
要は、現時点でのXperia 1 IIIの売上ペースは前モデルのXperia 1 IIとほぼ同じながら、新型コロナによる影響を考慮するとかなり好調で、今後はXperia 1 IIを上回る売り上げが予想されている、ということだと思います。
昨年などは新型コロナ感染の抑制での最も優れた成功例と言われていた台湾ですが、確か5月前後にいい気に感染者が増えたのを覚えています。これにより、どの程度の外出規制をしたのは不明ですが、人々の消費行動が落ちたことは事実だと思われます。
また、林志遠氏は今後、Xperiaのハイエンド市場でのシェアを現在の15%から30%まで引き上げることを目標にしている、とも発言。
台湾は海外の中ではまだ比較的Xperiaファンが多い国なので、今後のXperia 5 IIIや来年のモデルの売れ行き次第では十分達成可能な目標のような気もします。
ちなみにこのXperia 1 III、あくまで勘ですが、日本でもXperia 1 IIよりは若干良く売れている、という気がしますが、どうでしょうか。
ソース:iPhoneWired
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