ソニーの2020年前半の新型Xperiaフラグシップ、Xperia 1 II。
カメラ性能は前モデルと比較してかなり進化。画質の好みにもよるとは思いますが、全体としてはまずまず、と言った感じの評価です。
一方、暗所・夜間撮影に関してはライバル機種と比べると「弱い」という評価が目立つのも事実で、これはやはり新機能「低照度撮影」に対応していなことがハンディとなっている模様。
そんなXperia 1 IIですが、今回、公式スペック上にも記載されていないいくつかの隠れ機能がある可能性がでてきました。
Weibo上のユーザーがXperia 1 IIのカメラアプリのファームウェア内で発見したもの。
ご覧のようにXperia 1 IIのカメラアプリ・ファームウェアには「ナイトモード」が存在する、とのこと。
ご存知の方も多いとは思いますが、「ナイトモード」はXperia 10 IIには搭載されていますがXperia 1 IIには非搭載。代わりに?「低照度撮影」という別の新機能が搭載されています。
Xperia 10 IIの「ナイトモード」↓
Xperia 1 IIの「低照度撮影」↓
一方、先述のようにこの低照度撮影は発売時点では有効化されておらず後のアップデートで対応となっています。
つまり今回の情報が正しければXperia 1 IIは今後アップデートで「低照度撮影」だけでなく「ナイトモード」にも対応する可能性がある、ということに。
正直現時点ではこれら二つのモードで画質にどのような違いが出るのかは不明ですが、公式情報を見る限り、ナイトモードは明るさとダイナミックレンジを自動で調整、つまりソフト的に撮影した画像を編集。
対する低照度撮影は3D iToFセンサーや、ノイズを低減処理する画像処理エンジン、より多くの光を取り込める1/1.7型大判センサーなど、ハード的に高感度撮影を可能にする模様。
要はナイトモードはソフト、低照度撮影はハードの性能によるところが多いと言う印象で、「ナイトモード」は一般ユーザー向き、「低照度撮影」はカメラの扱いに詳しいユーザー向け、という気はします。
コメント
ナイトモードは複数合成で夜景向き、
低照度撮影は動いているものも可
という話では?
公式サイトを見る限り、
Xperia 1 Ⅱの低明度撮影は、モードではなく、大型センサーとノイズ処理による「前機種より明るく撮れる」から低明度撮影なのであり、モードではないと思います。
で、暗所でのオートフォーカスで活躍する3D iToFカメラは、ソフトウェアのアップデートで使用可能になりますよってことだと思います。
ナイトモードは来るなら嬉しいですね。