Android 12の新機能、Chromeアプリがマルチ「ウインドウ」に対応へ

Googleの最新OS、Android 12。
現在、ベータ版が最終段階まで進んでおり、早ければ今月中、遅くとも来月中にはPixel向けに正式版のアップデートが提供されそうです。

そんなAndroid 12で実装される新仕様について興味深い情報がでてきました。

XDAが伝えたもので、これによるとAndroid 12ではChromeアプリで複数のウインドウを開けるようになる、とのこと。

ウインドウの管理(Manage Windows)という項目が追加

現在のAndroid版Chromeでも一つのウインドウ内に複数のタブを開くことは可能ですが、Chromeとして開けるウインドウは一つだけ。

一方、Android 12では複数のウインドウが独立し、個別のアプリのように取り扱うことが可能になり、アプリの一覧には複数のChromeウインドウが表示されることになります

つまりデスクトップ版のChromeと同じようになる、ということに。

それぞれのウインドウが個別のアプリのように扱うことができるようになる、ということに。

また、下の画像のように、画面分割で二つのChromeウインドウを一つのウインドウ上に表示することも可能になるようです。

ちなみにこれに似た機能として、Android 5.0 Lolipopでは各タブがアプリの一覧/最近使ったアプリの一覧画面で独立して表示されるようになっていましたが、これは‘Android 6.0で廃止されました。

これ、PCのように画面のどこかにタスクバーの様なものがあり、そこからウインドウを切り替えられるのであれば便利なような気もします。

ただ、切り替えの際に一度アプリの一覧を表示しなければならないのであれば、現在のタブの切り替えと大した違いはないような気もします。

ソース: XDA

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