先ほど、国内でも販売されているRedmi Note 10 Proに別バージョンが存在する可能性がある、という件についてお伝えしました。
そしてその直後にこのRedmi Note 10 Proの「5G」版が中国で正式発表された模様です。
一見、日本向けを含むグローバル版とほとんど同一デザインに見えますが、よく見ると細かな違いがあり、特にカメラ周りの外観は結構異なります。
↑左が今回のRedmi Note 10 Pro 中国/5G版、右がグローバル版。
最大の違いはCPUでグローバル版Note 10 ProがSnapdragon 732G搭載なのに対し、この中国版は6mnプロセスの最新mediatek製チップ、Dimensity 1100を搭載。
つまり、5G通信に対応、ということになります。
ちなみにこのDimensity 1000のGeekbenchにおけるベンチマークスコアはマルチコアで2700前後なので、性能的にはSD855と同等、といったところでしょうか。
いずれにせよ、同ベンチマークで1700前後のSD732よりは大幅に高い性能、ということになります。
また、グローバル版Note 10 Proの充電速度が最大33Wなのに対し、この中国版は67Wの高速充電に対応。
さらにカメラはメインセンサーが64MPとなり、これについてはソニー製である可能性が高そう。(グローバル版はサムスン製108MPセンサー)
一方、なぜかディスプレイはLCD (グローバル版はOLED)となっており、これについてはなぜダウングレードなのか不明。
なお、価格は6/128GBモデルが1499中国元(約2.55万円)とかなり安く、8/128GBモデルでも1799中国元、8/256GBモデルでも1999元となっています。
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