2019年版のXperiaラインナップ。
国内ではXperia 1、Xperia 5、Xperia Ace、Xperia 8という4モデルを展開し、Xperia Ace、Xperia 8の代わりにXperia 10および10 Plus、そしてL3がリリースされました。
さて、そんな2019年のXperiaについて有名リーカーのZackbucks氏が「反省点」をまとめていました。
・側面搭載の指紋認証センサーの認証精度が過去モデルに比べて悪い
・純正アルバムでの写真の読み込みが止まる(Android 10で改善)
・Android 10アップデート前のXperia 1のカメラでの緑写真、画面回転不具合
・Xperia 10などミッドレンジモデルのスペックが低く、価格が高すぎた
・効果的なマーケティング手段がとられなかった
ご存知の方も多いと思いますが、同氏はXperia関連のリーク情報の提供だけではなく、基本的にはXperiaについてのポジティブな情報を投稿することが多い「ソニー好き」の人物であることは確か。
まさにソニー好きならでは意見でほぼ100%同意、「ごもっとも」といった感じではないでしょうか。
(唯一、マーケーティングについて国内ではXperia 5のCMがかなり評判が良く、これは「効果的」だったとは思いますが)
指紋認証の問題はかなり深刻
特に指紋センサーの不具合については現在進行形でかなり深刻といった感じ。
具体的には指紋認証に頻繁に失敗し、場合によってはセンサー自体が反応しなくなる、という症状。
公式フォラムやXDAなどでかなり長いスレッドが続いており、結局有効な改善策・対処法は見つかっていないという状態です。
この問題、Android 10アップデート直後には一部では改善されたとの報告もありましたが、改善されていない、あるいは一時的なものだったという報告が大半。
いまだにハード的な問題なのかソフト的な問題なのかは判然としませんが、これだけ報告が多く、また、複数のファームウェアアップデートがあったのにもかかわらず改善されない、ということはやはりハード的な不具合である可能性が高そうです。
ただ、Xperia 1もXperia 5もいろいろと意見はあるとは思いますが、新しい方向性を見出したXperiaの1世代目、ということでチャレンジしたことも多く、まだ長い目で見守りたい、という感じはします。
ミッドレンジXperiaが中途半端
それよりも個人的には最後のミッドレンジXperiaが大失敗だったと思います。
ご存知のように、ここ最近Androidスマートフォンの売上ランキングで上位を安定的にキープしているのはミッドレンジモデルばかり。
そのトレンドを見てソニーも国内ではXperia AceやXperia 8と展開したのだとは思いますが、これが非常に「中途半端」な存在だったと思います。
型落ちのSnapdragon 630を2世代(Xperia XA2シリーズから)に渡って採用するという荒業をやってのけた神経の図太さは買いますが、それにしては価格が高い!
2年前のチップを搭載した機種に5万円(au版Xperia 8)も払うユーザーがいる、ということ自体驚きですが、これこそがソニーがXperiaブランドを過信していることの表れのような気がします。
ただ、やはりユーザーは賢いもの。
同じSD630搭載のAQUOS sense3との人気の差は歴然で、国内での主戦場であるミッドレンジ市場でもシェアを落としていることは確実だと思われます。
やはりAQUOS sense3並みの価格設定にして「量で勝負」をするか、最新のSnapdragon 600番台あるいは700番台のチップを搭載して日本では機種層の薄い「ミッドハイレンジ」で勝負をするかのどちらかにするべきだったと思います。
みなさんの2019年Xperia残念点、来年に向けての期待はなんでしょう?
コメント
既存端末の使い回しで4万近く値段付けて売ろうとしてるどこぞのア〇ーズのSIMフリーよかマシだけどな
スナドラ450とRAM3ギガにROM32ギガで、純国産謳ってたくせに中華OEM製とかナメてるww
「今持ってるスマホの新しいやつちょうだい」
と、何も調べたり、比較したりせずに買うユーザーが
いっぱいいるからな
5万円のSD630とか異常にほどがある。
450搭載で6万の値を付けたどこぞのアアアッよりはマシだがなw