楽天モバイルのオリジナルモデル、「Rakuten Hand」。
昨年12月に発売され、リリース当初はそれほど売れているという印象はなかったのですが、1月の後半くらいからでしょうか。一気に人気が高まり、いつの間にか週間売上ランキングでもトップに。
また、数日前には予約不可能になるなど、入手困難な状況になっているようです。(端末単体のみは常に在庫がある模様)
一方、このRakuten Hand、製造が日本ではほとんど馴染みのないTinno Mobile(深セン市天瓏移動技術)という中国メーカーによるものということもあり、いまいちどういった機種なのか見えてこない部分も多いと思います。
というわけで今回はネット上のユーザーの声を基にこのRakuten Handの評価、評判、そして不具合情報などをまとめました。
Rakuten Handの評価・評判
Rakuten Handのポジティブ評価
- 2020年モデルではおそらく最小の5.1インチは小さくて携帯性は抜群で唯一無二
HD+の解像度にしては画面は綺麗
Felicaの反応が良い
通知ランプはうれしい!(最近はない機種も多い) - 格安モデルでは珍しいエッジ画面で見た目がスマート
この価格で画面内指紋認証センサー搭載 - 充電がかなり早い(バッテリー容量が少ないから?)
基本的なレスポンスは良好
ゲームも3D系のゲームでなければば普通に問題なく動く
この価格でS720G搭載はおそらく海外でもない
Rakuten Handのネガティブ評価
- Rakuten Link使用時の通話品質が悪い
時々スクロールがカクつく
他機種と比較してWi-fiの掴みが悪い
RAMが4GBはちょっと物足りなく、複数アプリを開くともたつく
iPhone SE 2などと比べるとバッテリー持ちが悪い(ただ、極端に悪いわけではない)
カメラは価格相応、夜景ではノイズが多く、日中屋外では少し白飛びする
microSDカード非対応なのはROMの容量から言っても痛い - スピーカー音質はかなり悪い、ノイズが乗る
- 背景色や文字色によってはスクロール中、文字などに残像が気になる
スピーカー(モノラル)の音質は良くない - Bluetooth接続が不安定
- スクロール時画面表示が揺らぐ、伸びるようにみえる(ゼリー現象)
- 画面の端が大きくカーブしているため持ち手に反応して誤作動することがある
eSIMのみ対応(物理SIMスロットなし)
不具合・バグなど
- バイブが作動しないことがある
- 初回起動後しばらくすると電源落ち、ブラックアウトすることがある(電源on時20秒長押しで一応改善)
- 突然通信不可になる再起動が必要に
Rakuten Hand評価まとめ
エッジディスプレイの不評の声が非常に目立つといった印象。
同機種に限らずカーブ・ディスプレイは確かに使いにくいという声はよく見かけますが、これが最も多いネガティブ評価点となっているのはちょっと意外です。
一方、ポジティブな評価で目立ったのがディスプレイの画質。HD+なので、FHD+以上のモデルに比べれば劣るのは当然だと思うのですが、5.1インチ程度ならばHD+でも十分なのかもしれません。
Rakuten Handをオススメする人
- とにかく携帯性、小ささが最優先という人
- あくまでサブ機として使う人
Rakuten Handをオススメしない人
- 動画や音楽などを大量保存したい人(microSD非対応)
- 一日の使用時間が長く、バッテリー持ちを優先する人
注意点
なお、先にもあるようにこのRakuten HandはeSIM契約のみ対応。
ただ、間違えてnano SIM契約をしてしまった、という方が続出しているようで、これに気づかず電源を入れてeSIMで開通してしまう、という現象が起きている模様。この点は要注意です。
https://sumahoinfo.com/case/rakuten-hand-case/
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