Xperia 1 IIIはメモリとストレージ一体型チップ、マイクロン製「uMCP5」を搭載か

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ソニーモバイルの2021年最新Xperia、Xperia 1 III

ようやく画像とスペックの大半が判明し、あとは正式発表での発売時期や価格といった情報を待つばかりとなりました。

そんな中、このXperia 1 IIIの「スペック」と言って良いのかは分かりませんが、この新型Xperiaに搭載されるであろうメモリおよびストレージの「形態」についてちょっと興味深い情報がみつかりました。

これ、Reddit上に”uMCP5 is coming”というタイトルの投稿と共に貼られていたimgur上の画像。
(私が見た時にはすでにimgurからは削除されていたのですが、投稿者にPMをしたら送ってくれました)

uMPC5とは?

「uMPC5」とは私も初耳だったのですが、米国の半導体企業、マイクロンが開発したLPDDR5を搭載したUFSベースのマルチチップパッケージとのこと。

要はRAM(メモリ)とストレージが一体型になった複合型チップといったところで、今年10月にマイクロンが大量生産・出荷を開始したとの報道がありました。

Xperia 1 IIIには「uMPC5」搭載?

そして上の画像。
何かの資料のスクリーンショットの一部でしょうか。「uMPC5」の下に「SONY」、「Xiaomi」、「Lenovo」の名前が記載されており、「uMPC5」がスマートフォン向けチップであることを考えると、これは同チップを搭載するスマートフォンをリリースするメーカーということになりそう。

また、ソニーがミッドレンジにLPDDR5やUFS3.1を搭載するとは考えにくいので、この情報が本物ならばXperia 1 III向けのもの、という可能性が高そうです。

一方、Xperia 1 IIやXperia 5 IIはすでにLPDDR5のメモリ、UFS3.1のストレージを搭載しているのでXperia 1 IIIも「規格」という意味では前モデルから変化はないことになります。

省スペース、そして省電力も?

一方、マイクロンの同チップの説明ページによると:

プリント基板の面積を55%節約できるとのことで、これによりバッテリーの大型化などが可能とのこと。

また、PC Watchによると:

ストレージとメモリを1チップ化することで、スマートフォンにおける基板実装面積を削減できる。電力効率も高められ、5G世代のワークロードに対応できるとしている。

つまり、RAMとストレージを一体化することで省電力効果もある、ということになり、このuMPC5はバッテリー増量+省バッテリーと2つの面でバッテリー持ち向上に貢献する、ということに。

Xperia 1 IIIのメモリは最大12GB、ストレージは最大256GBに?

先のXperia 1 IIIのメモリとストレージは少なくとも日本向けは12GB+256GBとなることが確実です。

一方、過去の情報ではこのXperia 1 IIIは中国など一部で16GB+512GB版が存在すると言う噂も。

ただ、マイクロンの公式サイト上には以下のような情報も:

このuMCP5のパッケージはではストレージ容量とメモリサイズの組み合わせが:

・128GB+8GB
・128GB+128GB
・256GB+8GB
・256GB+12GB

になるとのこと。

つまり、もしXperia 1 IIIに同チップが採用されるのであればRAMとストレージの組み合わせは上のどれか、ということになり、Xperia 1 IIのSIMフリー版のように512GBストレージ・オプションはない、ということになります。

ちなみにこのuMPC5、ひょっとしてXiaomi Mi 11などにはすでに搭載されているのでしょうか。

コメント

  1. サムソニアン より:

    気の所為かもしれないけど脱サムスン化してるんかね、もしくはSIMフリー版だけ16GB/512GBになるとか

  2. ポンタ より:

    これは中々興味深い情報だね
    これにより大型バッテリーやWバッテリー搭載、SD888の発熱が結構高い症状に対応出来るってことかな(実際発熱高いという話)

  3. 名無し より:

    これ逆に言えばキャリアモデルのRom64Gbはない可能性が極めて高いということかな

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