中国のスマートフォンメーカー、Oppo。
今年はauが国内キャリアとしては初めてOppoのフラッグシップ、Oppo Find X2 Proを取り扱うなど、Xiaomi同様にHuaweiが事実上不在の日本市場で徐々に存在感を増してきています。
そんな中、同社のFind Xシリーズの次期モデル、Oppo Find X3について興味深い情報がでてきました。
Oppoは今回、来年発売のOppo Find X3シリーズで搭載される新機能 “フルパスカラーマネジメントシステム “を発表。
ここで言う「フルパス 」とは、画像の取り込みから保存、表示までをカバーするシステムで、DCI-P3の完全な色域カバー率と10ビットの色深度を実現するとのことです。
そしてさらにOppoは、マルチフレームノイズリダクション、歪み補正、「知覚的な超解像」を行いながら、画像の忠実度を維持するアルゴリズムとハードウェアを採用するとのことです。
さらに興味深い新開発は、ソニーが数年前から取り組んできたデジタルオーバーラップ(DOL)HDRセンサーのサポート。
これは一般的なHDRとは異なり、DOLは複数の露出を同時に捉えるため、移動するオブジェクトを補正する必要がありません。
ハイ、白状します。
あたかも知っていたように書いていますが、このDOL-HDRという技術、私は知っているどころか聞いたことすらありませんでした。
が、ソニーの公式サイトを見ると:
要は露出の低い画像と高い画像を合成することで、明暗両方の部分の細部を鮮明にする、という技術のようです。
そしてこの技術ではどうやらソニーが最先端にいるようで、本来ならば次期Xperia、Xperia 1 IIIなどで搭載されてもおかしくない技術の模様。
それをOppoが先に採用、というのはちょっとしたサプライズです。
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