Androidスマートフォンで代表的なコンパクトモデル、と言えばXperia。
他メーカーが大型モデルに製品を絞っていく中、最後まで5インチ台の小型ハイエンドを展開していました。
一方、ソニーはXperia XZ2 Compactを最後にハイエンドコンパクトモデルはリリースしておらず、スマホのサイズは5Gスマートフォンの登場とともに以前にも増してサイズアップしています。
5インチ台の小型モデルを求めるユーザーも存在しますが、そういったユーザーにとってはスマートフォンの選択肢がどんどん狭くなっているという状況が続いています。
そんな中、海外の有名リーカーが今後のコンパクトAndroidスマートフォンに関連する興味深い情報を投稿していました。
この投稿内容、中国ではどのメーカーもコンパクトモデルをリリースする予定はない、というもので、Xperiaとは直接関係はありません。
ただ、興味深いのはその理由で、まず、コンパクトスマートフォンは生産コストが高く、また、小型モデルを製造するには生産ラインに多くの変更を加えなければいけない、とのこと。
また、現地市場からディスプレイを調達するにしても、選択肢が少ないとのことです。
ご存知のように、今年最少の5Gスマートフォン、と言えば5.4インチのiPhone 12 miniになりそうです。
ただ、Appleも同モデルのためには既存のコンポーネントを使えず、多くでカスタマイズが必要に。結果として本体、ディスプレイ、内部、バッテリーに至るまで、通常サイズのデバイスよりも製造コストが高くなっているとのこと。
また、実際に、iPhone 12 miniの5.4インチの有機ELスクリーンは他の機種のスクリーンと比べても最も高価な部品となっているようです。
要はコンパクトモデルは市場が少ないため凡庸性の高いパーツがあまりなく、生産コストが高くつく。だからと言ってその分販売価格を大幅に上げることはできないため採算を取るのが難しい。
これは中国メーカーに限らず、他の国のメーカーでも同じことが言えるのではないかと思います。
つまり、これをXperiaに当てはめると、現状ではハイエンドのコンパクトXperiaを生産すると、そのコストはレギュラーサイズのXperiaフラッグシップよりもコストが高くなり、それはそのまま販売価格に転嫁される、という可能性も。
以前より噂に上っては消えていく小型Xperiaのリリースですが、こういった事情があるのであればある程度納得が行きます。
コメント
ぶっちゃけもうそこまでエクスペリアにコンパクト求めてる人居ないだろうな
寧ろ小型だと胸ポケットに入るってだけで疲れるし、5シリーズ位が丁度いい
Aceとか10分も画面見てたら疲れる