米国のリサーチ会社、Counterpointが同国における2020年第2四半期のスマートフォン売上を発表していました。
これによると、この時期のスマートフォン全体の売上は前年同期と比較して25%減とのこと。
第2四半期(4月~6月)と言えば米国では東海岸を中心に最も新型コロナの影響が大きかった時期。感覚的にはもっと売り上げが減ってもおかしくないという気もするので、全体としては意外とスマートフォン市場への影響は小さいような。
ただ、同じ現象でも上のグラフを見るとメーカーによって明暗が分かれている模様。
ご覧のようにサムスン(Galaxy)スマートフォンの売上は前年と比較しても10%の減少、アップル(iPhone)が23%減と比較的減少率は低くなっています。
一方で、Oneplusやモトローラなどは6割以上の売上減となっています。
ただ、Galaxyでも最新のGalaxy S20シリーズの売上はS10シリーズと比べて38%減とのこと。
つまり、フラッグシップモデルの売り上げ減少分をミッドレンジGalaxyが幾分カバーした、という事になると思われます。
また、iPhoneに関してもはっきりとした数字は不明ですが、廉価版iPhone、iPhone SE 2nd Generationの売上に助けられた部分が結構大きいようです。
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