ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 II。
他の5Gフラッグシップと比べるとバッテリー持ちが若干弱いという印象の同モデルですが、今回、Reddit上にこのXperia 1 IIのバッテリー持ちを向上させる興味深い情報が投稿されていました。
5Gオフで電池持ち2~3割アップ?
このNY在住という投稿者、一応住んでいる地域は5G通信ができるものの、実用レベルではないとのこと。さらに手持ちのXperia 1 IIのバッテリー持ちがイマイチだったため、以下の方法で5G通信をオフにすることでバッテリー持ちが最低でも20~30%向上した、とのこと。
Xperia 1 IIで5G通信をオフにする方法:
①電話アプリを開く
②「*#*#4636#*#* 」をダイヤル
③ 「テスト中」画面の「携帯電話情報」を選択
④「優先ネットワークを設定」をタップ
⑤ここで LTE Onlyなどを選択。(”NR”が付いたものを選択しないこと)
最後の⑤がちょっと不明瞭ですが、要はNR(5G)との表示がないそれぞれのネットワークに合ったものを選ぶ、という事だと思います。
ちなみに国内版の5Gモデルではすでに3Gが使えないはずなので、ここは「LTE Only」で問題ないはずです。
さらにこの方法はたまたまXperia 1 IIを例に紹介されているだけで、おそらくすべての5G通信対応スマートフォンで一定の効果はありそうです。
これ、要は5Gが使い物にならない地域(というか現在は大半の地域がそうだと思いますが)で使用する際に5G電波を探すための無駄な電力消費をなくす、という単純なことだと思いますが、かなり効果がある模様。
また、同じような方法の紹介は5ちゃんねるでも紹介されているのでおそらく国内・海外を問わず同様の効果があるものと思われます。
ちなみに5ちゃんねるでは 「*#*#4636#*#* 」 ではなく、設定のデータ通信の「優先ネットワークの種類」から、「4G/3G/GSM」を選択するという方法も紹介されており、おそらくこれでも同様の効果が得られる模様。
そういえば、Xperia 1 IIとXperia 1のバッテリー持ちを比較するとau版は4G通信時のバッテリー持ちがXperia 1 IIの方がXperia 1より15%ほど良くなっていますが、ドコモ版は同じ、ということになっています。
4G通信なのにバッテリー容量が大幅に大きいXperia 1 IIの電池持ちがXperia 1と変わらないと言う点がちょっと疑問でした。
ひょっとすると測定の際にドコモ版とau版でこのモバイルデータ通信の設定が異なっており、ドコモ版は5G通信も可能な状態の4G通信下で測定、という可能性もあるのかもしれません。
最悪、効果がなければ設定を元に戻せばよいので、Xperia 1 IIはもちろん、Galaxy S20やAQUOS R5Gなどをお使いで、5G通信はまだ要らない・使えない、かつバッテリー持ちがイマイチ、という方は是非一度お試しください。
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