サムスンのミッドレンジモデル、と言えばGalaxy Aシリーズ。
このうちのアッパーミドルモデル、Galaxy A71の5G版モデルのベンチマークスコアがGeekbench上で発見されました。
搭載チップはクアルコム製の「lito」となっていますが、同じコード名のチップは先日LGの未発表モデルのベンチマークからも発見されています。
このLitoはクアルコムが現在開発中でSD7XXもしくはSD6XXのミッドレンジ向け5G対応チップの一つと言われています。
ただ、スコアはSD765と大きく変わりはないので、チップの位置づけとしてはSD765より新しい下位モデルということになりそうです。
ちなみに4GモデルのGalaxy A71は1月に正式発表されており、同モデルの搭載チップはExynos 980となっているので、4GモデルがExynos、5GモデルがSnapdragon搭載の可能性が高そう。
なお、このGalaxy A71 5Gは国・地域によっては「Galaxy A Quantum (クアンタム) 」という機種名でリリースされるとのこと。
1Xから9Xまで幅広いレンジのGalaxy Aシリーズですが、今年のシリーズでは「ミッドレンジの真ん中」あたりのスペックとなる、Galaxy A51までは5Gバージョンがリリースされることが明らかになっています。
となると、来年にはGalaxy A2XかA3Xくらいのローミッドレンジまで5G対応となりそうですね。
なお、今のところ国内でのリリースが確定している2020年版のGalaxy AシリーズはドコモのGalaxy A41 SC-41Aのみですが、ひょっとするとこのGalaxy A QuantumことGalaxy A71 5Gはドコモやauの2020年秋冬モデルとしてリリースされるかもしれません。
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