次期Xperia、と言えばXperia 1の後継機としてMWC2020で発表、そしてSD865を搭載し、初の5G通信対応となる可能性が高いと言われています。
一方、Xperia 10シリーズやXperia 8など、今年のミッドレンジ機種についての後継機情報はまだほとんどない状態。
そんな中、2020年版のミッドレンジXperiaに仕様に関するちょっと興味深い情報がWeibo上で発見されました。
ミッドレンジXperia向けワイヤレスイヤフォンをリリース?
ソニーはミッドレンジのワイヤレスイヤフォンをリリース予定で、これは次期Xperiaではミッドレンジモデルでもイヤフォンジャックが非搭載となることを意味している。
Xperiaで最初にイヤフォンジャック端子が廃止されたのはXperia XZ2シリーズから。
その後も、Xperia XZ3、Xperia 1、Xperia 5とフラッグシップでは「ジャックなし」は継続されており、この流れは今後も変わることはないと思われます。
一方、ミッドレンジXperiaに関してはXperia 10シリーズ、Xperia Ace、Xperia 8など、2019年の最新モデルでもイヤフォンジャック端子は搭載。
そのため、今後もミッドレンジXperiaに関してはイヤフォンジャックが維持される、と思われていました。
Xperiaに限らず、メジャーなハイエンド・スマートフォンはそのほとんどがイヤフォンジャック非搭載となっており、逆にイヤフォンジャック搭載の機種が欲しい、となるとミッドレンジ機種を選ばざる得ない、という状況になっています。
ワイヤレスイヤフォン・ヘッドフォンはまだ比較的高価のものが大半、というのが現状でソニー製のものでは最低でも1万円台後半といった感じ。
そして高価なイヤフォンを買うのは高価なハイエンドを買うユーザー層が大部分、そして価格に敏感なミッドレンジ機種のユーザー層にとってまだワイヤレスイヤフォンは価格的な壁が高い、という傾向があるような気もします。
おそらく、ソニーだけでなく他メーカーでもミッドレンジ機種でイヤフォンジャックを廃止しないのはこういった背景があると思われます。
よってミッドレンジでイヤフォンジャックを廃止する、というのはハイエンドで廃止するのとでは意味が違い、潜在的にユーザーを大量に失う恐れも。
ただ、比較的安価なワイヤレスイヤフォンの「ミッドレンジ・モデル」がリリースされれば話は違ってきます。
確かにミッドレンジスマホのユーザー層にも「ミッドレンジ」のワイヤレス・イヤフォンが欲しい、という層は結構いるような気も。
この情報が事実ならば 、そういった意味で悪い動きではないように思えます。
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