2月24日にMWC 2020で発表されるソニーモバイルの新型Xperia。
(新型肺炎の影響でキャンセルされなければよいのですが・・・)
3~4モデルの複数機種が発表されると言われていますが、そのうちの1モデルがXperia 1の後継機仮称「Xperia 1 2020」となることは確実視されています。
そして今回、この2020年版の新型Xperiaフラッグシップについて有名リーカー、Zackbucks氏が新たなスペック情報をリークしていました。
同氏としてはかなり長文で結構詳細なスペックにまで言及しています。
要点をまとめると:
Xperia 1 2020(仮称)のスペック
・ディスプレイは4K HDR OLED、スクリーンサイズは6.5~6.6、パンチホールなし、21:9
・輝度以外は(Xperia 1)から大きな進化はなし
・120Hzリフレッシュレート対応の可能性は低い。あるとしても90Hz
・Proバージョンが同時発表される
・Proバージョンはスクリーンがレギュラー版より高品質で価格も高くなる
・スピーカーはフロントに移動し、音質も向上
・カメラは3カメラ+ToFセンサーの可能性大
・メインカメラは高画素、4ピクセル統合(クアッドベイヤー?)
・フィルムマスターは継続
・CPUはSnapdragon 865
・メモリはおそらく8GB RAM
・ストレージはおそらく128/256GB
・LPDDR5、UFS3.0かもしれない
・WiFi 6 (ax)には非対応
・5G版と4G版がリリース
・指紋センサーは光学式に、電源ボタンと統合されると聞いた
・バッテリー容量は「スペースがない」ため3500mAh前後
「Xperia 5 Plus」=新型Xperiaフラッグシップ?
今回のスペック、一部は先にOnleaks氏がリークした「Xperia 5 Plus」の外観から判明している部分もありますが、この「Xperia 5 Plus」については一部ではXperia 1の後継機ではなくミッドレンジモデルという情報も。
また、今回の情報には「Xperia 5 Plus」には搭載されているはずの3.5mmイヤフォンジャックについての言及がない点も気になります。
バッテリーはかなり少なめ?
この次期Xperiaフラッグシップの「3500mAh前後」というバッテリー容量は他のユーザーからの質問に答える形で投稿されていたものですが、「スペース的な制限で」ともあります。
6.5~6.6インチということはXperia 1とほぼ同サイズということになり、同モデルの3300mAhよりは増量ということに。
ただ、同世代のSD865搭載+5G通信対応モデルが4000mAh以上のバッテリーを搭載していることを考えると3500mAhというのはかなり少なめになります。
Xperia 1 2020 「Pro」とは?
個人的に一番気になるのはこの新型Xperiaの「Pro」バージョン。
ご存知のように昨年のXperia 1では秋に国内向けのみに「Xperia 1 Professional Edition」がSIMフリーでリリースされています。
同モデルはクリエイター向けにディスプレイが個々にチューニングといったカスタマイズが行なわれていますが、基本的には海外版デュアルSIMのXperia 1と同じスペック。
よって、あくまで機種としては無印Xperia 1と「同機種」という扱いでした。
一方、今回の新型Xperiaの「Pro版」がXperia 1 Professional Editionと同じような位置づけになるのか、ハード的なスペックにも違いがある別モデルの上位機種になるのかは不明です。
SD865搭載で4Gが存在、の謎
この新型Xperiaには4Gモデルと5Gモデルが存在する、とのこと。
当サイトでも過去に何度がお伝えしましたが、Snapdragon 865は過去のSD8XXとは異なりチップ本体には通信モデムが搭載(統合)されていません。
そのため、SD865搭載機種では4Gしろ5Gにしとデータ通信をするには独立したX55というモデムチップが必須です。
そしてこのX55は当然5Gにも対応しています。
つまり、Xperiaに限らず、Snapdragon 865を搭載する機種は必然的にすべてハード的に5G通信対応、ということになります。
もちろんソフト的に5G通信を無効化することは可能だと思いますが、同じハードウェアで売りとなる5Gをわざわざ無効化して「4Gモデル」として展開するメリットはないはず。
ひょっとするとコスト面では同じでも5G対応・非対応で価格を差別化する、という可能性はありそうです。
コメント
あの~~
無線通信はチップだけではできません
アンテナが必要なのをご存知ない?w