先日鮮明なレンダリング画像がリークされた2020年版のXperiaの1号機、通称「Xperia 5 Plus」。
外観・サイズからするとXperia 1の後継機(Xpeira 1.1? Xperia 1 2020?)となりそうなので、この「Xperia 5 Plus」という機種名は正確ではないと思われますが、最低でも4つのカメラを搭載し、このモデルが次期Xperiaフラッグシップという見方が大勢です。
しかし今回、この新型Xperiaのスペックについてちょっと気になる新情報がでてきました。
Reddit上に投稿されていたもの。
take these with a grain of salt
-Bad news: this new device comes with SD855
– Good news: it’s only for Japan as the first 5G device for NTT
– real 2020 flagship won’t come for a while
投稿者自身も話半分程度に受け取ってほしいと言っているように、噂レベルの情報なので、真に受けるのは避けた方が良いと思いますが、内容としては非常に気になります。
搭載チップはSD865ではなく型落ちSD855?
まず、今回の情報で悪いニュースとされているのがこの新型Xperiaに搭載されるチップがSnapdragon 855である可能性がある、という点。
2020年フラッグシップ=SD865搭載、と考えるのは普通で、最新機種に約1年前の型落ちチップ搭載というのはあり得るのでしょうか。
ただ、同様の「懸念」を表明しているユーザーもいる模様。
このユーザーはリーカーではありませんが、Youtube上でカメラ性能比較などを行っているかなり有名なユーチューバー。
確かに、先日リークされたレンダリング画像からこの新型Xperiaには3.5mmイヤフォンジャックが搭載されていることが明らかになっており、この点からしても同機種がミッドレンジの可能性があると言われています。
が、型落ちハイエンド向けチップを搭載ならばこれは性能的にはある意味ミッドレンジなので、イヤフォンジャック搭載も納得が行くような気もします。
サムスンが間もなくSD855を搭載したGalaxy S10シリーズの廉価版、Galaxy S10 Liteをリリースしますが、ちょうどこれと同じようにXperia 1の廉価版もしくは派生機種という位置づけで展開されるモデルということでしょうか。
ドコモ限定の5G Xperiaの可能性
2つ目の情報としてはこの新型Xperiaが「ドコモ向けの日本限定モデル」である可能性があるというもの。
ドコモは春の5Gサービス開始前に5G通信対応モデルをリリース発表することを明言しています。
これがスマートフォンになるという確証はありませんが(モバイルルーターの可能性もあり)、いずれにせよ、来月か再来月にあたりにはイレギュラーな「春モデル」は発表されることは確か。
一方、今回のモデルが初の5G XperiaかつXperia 1の「後継機」だとすると、過去のパターンからして早くてもリリースは5月以降、国内では夏モデルになるはず。
ただ、これだとドコモの5Gサービス開始に間に合いません。
一方で、この「Xperia 5 Plus」がSD855搭載で日本限定のXperia 1の「派生機種」だとしたら、3月頃にリリースすることは十分可能。
本当のフラッグシップは「しばらく後」
「2020年版の本当フラッグシップはしばらくリリースされない」ともありますが、これは「しばらく」の受け取り方次第。
あくまでこの”Xperia 5 Plus”よりもリリースが遅い、という意味で「真のフラッグシップ」が2月末のMWC 2020発表、5月~6月発売という例年通りという可能性もあります。
また、この「しばらく」が例年よりも遅い、というニュアンスを含めている可能性も否定はできません。
いずれにせよ、これについては現時点で変に推測をするのはやめた方が良いかもしません。
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