
MWC 2025で「Alpha Plan」を発表したばかりのHonor(オーナー)が、新たに「小型フラッグシップモデル」と「超薄型スマートフォン」の開発を進めているとの噂が浮上しています。スマートフォン市場では、現在「超薄型」と「コンパクトモデル」という2つのトレンドが進行中。Honorもこの流れに乗り、独自のモデルを準備しているようです。
スマホ業界で進む「超薄型」ブーム
近年、スマートフォンのデザインにおいて「薄さ」が重視される傾向が強まっています。Samsungは4月発売予定の「Galaxy S25 Edge」をすでに発表し、MWC 2025ではTecnoが「Spark Slim」を披露しました。
Honorもこの分野に参入する可能性が高く、有名リーカーのDigital Chat Station(DCS)によると、同社はすでに「新たなフォルダを作成」しており、これはプロジェクトが正式に始動したことを示唆しています。ただし、現時点では具体的なスペックや発売時期などの詳細は明らかになっていません。しかし、昨年発表された「Magic V3」が市場最薄クラスの折りたたみスマホだったことを考えると、Honorが極薄のスマートフォンを開発する技術力を持っているのは間違いないでしょう。
「小型フラッグシップ」は本当に“Mini”なのか?
一方、DCSのリーク情報によると、Honorは「小型のフラッグシップスマートフォン」も開発中とのことです。コードネーム「Yaozi(耀子)」というこのデバイスは、6.3インチのディスプレイを搭載するとされています。
しかし、一般的に「Mini」とされるスマートフォンは6インチ以下が主流であり、6.3インチは決して極端に小さいわけではありません。とはいえ、Honorの現行フラッグシップモデル「Magic 7 Pro」が6.8インチであることを考えると、確かにコンパクト化が進んでいると言えます。
Honorの次なる一手に注目
Honorは、折りたたみスマホ「Magic V3」やハイエンドモデル「Magic 7 Pro」などで市場にインパクトを与えてきましたが、ここへ来て「超薄型スマホ」と「小型フラッグシップ」の2路線を模索しているようです。
特に「小型フラッグシップ」は、近年のスマートフォンが大型化する一方で、コンパクトな高性能モデルを求めるユーザーの需要に応える形になるかもしれません。一方で、超薄型スマホの市場がどこまで拡大するのかも興味深いところ。Honorの次なる発表に注目が集まりそうです。