先日Pixelシリーズ向けに正式アップデートの提供が開始された最新Android OS、Android 11。
同時にOppoなどの一部モデルはベータ版へと移行し、早い機種では来月くらいにもアップデートが提供開始となりそうな雰囲気です。
そんなAndroid 11ですが、今回有名リーカー、Zackbucks氏が同OSへのアップデート対象となるXperia機種のリストをリークしていました。
Android 11へアップデートされるXperiaモデル
アップデートが確実な機種：
Xperia 5 II
Xperia Pro 5G
Xperia 1 II
Xperia 1 (Professional Editionを含む)
Xperia 5
Xperia 10 II
Xperia 10 Plus
Xperia 10
アップデート未確定の機種
Xperia 8
Xperia 8 Lite
Xperia Ace
Xperia L4
SD630搭載Xperiaもアプデ対象に
SD865搭載のXperia 5 IIやXperia 1 II、SD855搭載のXperia 5やXperia 1が対象となるのは当たり前ですが、意外なのはアップデート提供はほぼないと思われていたSD630、636搭載のXperia 10とXperia 10 Plusが対象に入っている、という点。
先に、クアルコムがSD630ファミリーをAndroid 11アップデート可能対象チップに加えた、という件をお伝えしましたが、これと関連しているのでしょうか。
一方、Xperia 10、Xperia Ace、Xperia 8/8 LiteはすべてSnapdragon 630を搭載するいわば兄弟機種ですが、今回の情報では海外で展開されているXperia 10はAndroid 11アプデ対象、国内で販売されているAce、8/8 Liteは対象外になるという可能性がある、ということに。
Android OSのアップデート有無は通常、搭載チップがカットオフポイントとなっており、同一チップ搭載の異なるモデルでOSアップデートの有無が分かれたケースというのはなかったように思います。（少なくともここ最近の機種では）
もし海外版/国内版でAndroid 11アップデート対象/非対象が分かれるとすると、国内ユーザーからはかなり批判の声が上がりそうです。
ハイエンドXperiaよりミッドレンジのサポートが長い？
ちなみに今回の情報では予想通り？SD845搭載のXperia XZ2シリーズやXZ3はアップデート対象外に。
一方、SD630は2017年にリリースされたかなり古いチップで、これより半年ほど遅く発表されたのがSD845。
もちろん、Xperia 10は昨年のモデル、Xperia XZ2、XZ3は2年以上前のモデルです。
ただ、今回の情報が正しければチップ的にはより古いものを搭載したミッドレンジXperiaがそれよりも新しいチップを搭載したハイエンドよりも長い間OSアップデート・サポート対象になる、ということになります。
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