ソニーモバイルの2020年版5G対応Xperia、と言えばXperia 1 IIと先日ほぼ全貌が明らかになったXperia 5 II。
いずれもSnapdragon 865を搭載したフラッグシップXperiaですが、今回、ソニーとしては初となるミッドレンジの新型Xperiaと思われるベンチマースコアが発見された模様です。
RedditユーザーがWeiboで発見したスクリーンショットを掲載していたもの。
型番はSO-53Aとなっています。
先日、Geekbench上ではSO-52Aという型番が発見されており、これはドコモ版Xperia 5 IIに相当することがほぼ確実。
一方、今回のベンチマークスコアは前回のSO-52Aとは違い、直接Geekbench上でのスコア掲載が確認できていません。よって、現時点ではスクリーンショット自体がフェイクである可能性もあります。
ただ、本物だとすれば型番規則からこのモデルはドコモの2020年秋冬モデル2機種目の5G対応Xperia、ということになります。
なお、Motherboardの部分には「lito」とありますが、これはQualcommのミッドレンジ向け5G通信対応チップ、Snapdragon 765もしくは765Gのもの。
よって、このドコモ秋冬新作2機種目のXperiaはミッドレンジモデル、ということになります。
一方、メモリは8GB RAMとXperia 1 IIやXperia 5 IIと同じ。(国内SIMフリー版Xperia 1 IIは12GB RAMですが)。
今年前半のミッドレンジXperia、Xperia 10 IIが4GB RAMだったことを考慮すると、これは大きなステップアップと言えそうです。
ちなみにこのベンチマークはSoC全体の性能を測定する「CPU Benchmark Scores」ではなくGPUの性能を測定するCompute Benchmark Scores(OpenCL Score)のもの。
よって、一般的に「Geekbenchベンチマークスコア」として語られるスコアと比較しても意味はありません。
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