今年のハイエンド・フラッグシップ向けのチップと言えば言うまでもなくクアルコムのSnapdragon 865。
国内だけでもXperia 1 IIからGalaxy S20シリーズ、AQUOS R5G、arrows 5Gなどなど、複数のハイエンド機種に搭載されています。
一方で、ここのところよく見かけるのがこのSD865のアップグレード版、通称「SD865+」。
Galaxy Note 20シリーズやASUS ROG Phone 3、Zenfone 7などに搭載されることがほぼ確実となっており、その性能が気になるところ。
そんなわけで今回はレギュラーのSD865とSD865+の性能差をベンチマークスコア上で比較してみたいと思います。
SD865 vs SD865+の性能比較
Xperia 1 II (SD865)のベンチマークスコア:
Galaxy S20シリーズ(SD865)のベンチマークスコア:
ASUS Zenfone 7(SD865+)のものとされる機種のベンチマークスコア
SD865+のベンチマークスコアはマルチコアが平均で3400台前半、といった感じ。
レギュラーのSD865と比べると平均で100~200ポイント、パーセントにして3~4%のスコアアップといった感じ。
過去にレギュラー版と「Plus」版のあったSD800台のチップでは大体1割程度はスコアに差があったと記憶しています。
それと比べると、今回のSD865とSD865+の性能差はそれほど大きくない、ということになりそうです。
ちなみにこのSnapdragon 865 Plusについては次期Xperiaフラッグシップ、Xperia 5 IIにも搭載されるとも言われています。
しかしその一方でSD865+は「存在しない」という有力情報も出ており、このチップは「Plus」は冠さずにSD865の「オーバークロック版」という位置づけになる可能性もあると言われています。
追記:先ほど、クアルコムよりSD865+が正式発表されました。
ANDROIDSP
Androidスマホの最新情報やリーク、価格、不具合などの総合ニュースサイト
コメント