ここ数年、スマートフォンの買い替えサイクルが長期化している、と言われており、以前は「2年」が一つの目安だったものが、最近では3~4年くらいになっているとも聞きます。
1つの機種を長期間使うとなると、以前よりも気になるのはアップデートなど、その機種のサポート期間。
そんな中、Xperiaのアップデート保証期間について気になる情報を見つけました。
5ちゃんねるのユーザーさんがXperia 1のセキュリティーアップデートの対応期間について投稿していたもので、以下はソニーのサポートとのやり取り:
この内容からすると、ソニーはXperia 1のセキュリティアップデートの対応について明確な期間は設けていない模様。
一方、一般的にフラッグシップ機種のOSアップデートは2年もしくは2回、セキュリティーアップデートやマイナーアップデートは3年と言われています。
また、Googleは2018年後半にAndroid機種のアップデートについて最低2年間、最初の1年間は4回のセキュリティパッチ提供を「義務化」しています。
他メーカーはどうなのか?
ご存知の方も多いとは思いますが、Google純正のPixelシリーズではOSアップデートもセキュリティーアップデートも3年間となっています。
Galaxyシリーズもアップデート・サポートの「期間」ではありませんが、現時点でのアップデート頻度を約束するページを用意しています。
ちなみにシャープのAQUOSシリーズはセキュリティーアップデートに関しての保証期間は明言されていませんが、少なくともOSアップデートに関しては2年間、2回のアップデートを約束しています。
誤解を避けるために申し上げておくと、Xperiaのアップデートは売上台数的に「マイナーブランド」なメーカーとしてはかなり手厚い方だと思います。
実際、Huawei製スマホなどは平均的にみてXperiaなどよりかなりアップデート頻度は低く、セキュリティ・パッチの配布も遅れがち。
OSアップデート保証はハード的な制約が出てくることもあるようなのでPixelのように明言することは難しいのかもしれません。
ただ、セキュリティアップデートに関してはある程度の保証は可能なはず。
ソニーに限ったことではありませんが、スマートフォンメーカーはもう少しアフターケアにも目を向けてほしいような気がします。
コメント
今や富士通でさえ、フラッグシップ・エントリーモデル共に2年間のバージョンアップが提供されていますからね。
ただ3年経過すると途端にセキュリティパッチの更新共々止まってしまいますが。