Google Gemini、無料ユーザー向けにファイルアップロード機能を開放 – 分析・要約が手軽に

GoogleのAIアシスタント Gemini に、ついに ファイルのアップロード&分析機能 が無料ユーザー向けに解放されました。これまで月額20ドルの Gemini Advanced に加入しなければ利用できなかったこの機能が、誰でも手軽に使えるようになります。

Geminiのファイルアップロード機能とは?

Geminiのファイルアップロード機能は、アップロードした文書を分析し、要約を作成したり、インサイトを抽出したりするものです。昨年末から提供されていましたが、有料プラン専用の機能でした。しかし、Googleは先週、この機能を無料ユーザーにも開放することを発表し、現在 ウェブ版・Android・iOSで利用可能 になっています。

もしGeminiを開いた際に「ファイルをアップロードして要約やインサイトを取得」といったメッセージが表示されていれば、すぐに利用できる状態です。

無料ユーザーが利用できる範囲と制限

無料ユーザーも、 Google Drive または デバイス内のファイル から最大 10ファイルまで同時にアップロード できます。ただし、有料プランとは異なり、 スプレッドシート(CSV・XLSXなど)やプログラムコード(Python・C++など)のアップロードは不可 となっています。

また、以下の高度な機能は Gemini Advanced 限定 となっています。

  • Deep Research(詳細なリサーチ)
  • カスタムGems(独自設定のGemini AI)
  • Saved Info(保存情報へのアクセス)
  • Recall(過去の会話を記憶しての応答)

無料ユーザーは 1日の使用上限 が設定されており、上限に達すると数時間待つ必要があります。進捗はパーセンテージで表示され、利用可能量が分かるようになっています。

Geminiのファイルアップロード機能の使い方

ファイルのアップロードは簡単で、 ウェブ版(gemini.google.com) または Androidアプリ から利用可能です。

  1. Geminiを開く
  2. 「+」アイコンをタップ
  3. 「ファイル」または「Drive」オプションを選択

「カメラ」や「ギャラリー」の横に新たに 「ファイル」や「Drive」 のボタンが追加されているため、すぐに見つけられるはずです。

Geminiの進化に期待

今回のアップデートで、無料ユーザーでも 文書の要約や分析がより手軽に 行えるようになりました。特に、会議の議事録やレポート、論文のサマリー作成などに役立つでしょう。

Googleは今後もGeminiの機能を拡充していくと考えられます。無料ユーザーが使える範囲の拡大や、新しい分析機能の追加にも期待したいところです。

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