
シャープの最新5G通信対応ミッドレンジ、AQUOS sense5G。
キャリア版とSIMフリー版の両方がリリース済みで、2021年のミッドレンジ5Gモデルとしてはおそらく売上ランキングトップに近いのではないかと思われます。
そんな人気のAQUOS sense5Gですがここ最近、かなり気になる報告が目立っています。
具体的には端末がある時から突然フリーズや再起動をするようになったり、電源が入らなくなったりする、という問題。




パターンとしてはいくつかあるようで:
・フリーズ→再起動ループ
・勝手に電源落ち→10分程度電源が入らず
・再起動ループ後電源落ち
などですが、発生条件にこれといった共通点はない模様。
ただ、価格.comのレビュー欄や投稿セクションでも同様とみられる報告が複数上がっています。

AQUOS sense5Gでは発売直後に初期設定完了後、初回の再起動中にフリーズする不具合が確認されていますが、これについてはソフトウェアアップデートですでに改善しているものと思われます。
一方、今回のケースはどうやらハード的な問題に起因している可能性が高く、修理に出して基板交換扱いとなった例もいくつか報告されています。
基板交換、といえばこのAQUOS sense5GではWi-Fi接続が突然切れたり、繋がらなくなる、という報告もでており、これについても修理に出すと基板交換対応になるケースが多い模様。
一口に「基盤」といっても色々な部位があるので、一概には言えませんが、少なくとも同じSD690搭載のXperia 10 IIIでは同様の報告は上がっていません。
となるとやはり機種依存の欠陥が怪しい、という気がします。