ソニーモバイルの2021年最新モデル、と言えばXperia 1 III、Xperia 5 III、Xperia 10 IIIの3つの「III」に加え、先日ドコモが発表したXperia ACE IIの4モデル。
2021年中に同社がさらに新型Xperiaを発表するかについてはまだ不明です。
しかし今回、次世代以降のXperiaで採用されそうな興味深いソニーの新技術についての情報がでてきました。
Weibo上でスマートフォンのカメラやディスプレイのコンポーネントについての情報のリーカーとして知られている人物からのもので、これによると、ソニーは今後「Exmor XR」および「DSEE XR」という商標の製品・技術を展開する、とのこと。
ご存知のように、エクスモア(Exmor)は、ソニーが販売しているCMOSイメージセンサのシリーズで、同社の登録商標でもあります。
これまでに:
Exmor for mobile
Exmor R for mobile
Exmor RS for mobile
という3世代が存在し、Xperiaスマートフォンだけでなく、GalaxyやArrows、そしてiPhoneなど幅広いスマートフォン機種のカメラに採用されてきています。
そして今回の情報によると「Exmor XR for mobile」という新たな世代が加わることに。
ちなみにExmor RSはXperia Z Ultra~最新のXperia 1 IIIにまで、実に約8年間もXperiaに採用されてきたCMOSイメージセンサーのシリーズ。
そしてどうやら次期Xperiaのカメラではようやく新たなシリーズのCMOSセンサーが採用される、ということになりそうです。
一方、「DSEE XR」のDSEEとは「Digital Sound Enhancement Engine:デジタルサウンドエンハンスメントエンジン」の略で、ソニーが開発した非可逆圧縮音楽ファイル用の音質向上技術。
これまでに「HX」、「Extreme」、「Ultimate」といった3世代があり、最新のDSEE Ultimateは最新のXperia 1 IIIやXperia 5 III、そして昨年のXperia 1 IIやXperia 5 IIにも採用されています。
一方、「Exmor XR」同様にこの「DSEE XR」が具体的に技術面でどういった進化を遂げるのかは全くの不明です。
なお、少し前にはソニーが現在、1インチクラスで180MPの新型センサー、「Exmor RS 1」を開発中、と言う情報もありました。
今回の「Exmor XR」との関連性が気になるところです。
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