サムスンの2020年新型フラッグシップモデル、Galaxy S11シリーズ。
正式発表は今のところ2月18日が濃厚とのことなので、リリースは遅くとも3月中、ということになりそうです。
このGalaxy S11シリーズ、複数のリーク情報からセールスポイントが「カメラ進化」となることは間違いなさそう。
そしてそのカメラの「主役」となるのが同社の最新の108MPセンサーです。
そして今回、有名リーカー、iceuniverse氏よりこの注目の108MPセンサーについて非常に興味深い追加情報がでてきました。
これ、最初は何のことだか分からなかったのですが、どうやらまず、この「9→1」は108MPセンサーは9つのピクセルを一つのピクセルとして扱う、という意味の模様。
そして9つのピクセルが1ピクセル扱いであるため、108MP/9=12MP、ということになります。
各画素のサイズは0.8μmですが、これを3×3で9つ並べることになるため、1ピクセルあたりのサイズが3×0.8=2.4μmになる、ということ。
複数画素を1画素として扱うセンサーと言えばソニーのIMX586で採用されている「クアッドベイヤー」が有名ですが、このサムスンのセンサーはこの呼び方を真似すると「ノヌプレット(9つの)・ベイヤー」ということに。
(ちなみにサムスンはソニーで言うクアッドベイヤーを「Tetracell Technology」と命名しているので、今回のものは「Nonacell Technology」ということに?)
スマートフォンのセンサーとしてはもちろん、おそらくデジタルカメラですら初めの仕様ではないでしょうか。(違っていたらゴメンナサイ)
また、2.4umという画素サイズもスマホ最大。ピクセルサイズが大きければその分取り入れることができる光量も増えるので暗所撮影などでのノイズが少なくなるということになります。
108MPセンサーと言えばサムスンと小米が共同開発、17日に国内でも発売されるXiaomi Mi Note 10/Proに搭載のISOCELL Bright HMX(S5KHMX)ですが、このGalaxy S11+に搭載のセンサーは同じ108MPでも構造がかなり異なるセンサー、ということになりそうです。
ちなみに今のところの情報ではこの108MPセンサーが搭載されるのはGalaxy S11+のみで、S11およびS11eのリアカメラのメインセンサーは64MPもしくは48MPとなる可能性が高いようです。
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