サムスン、新型XRスマートグラスを開発中か?—3つのプロジェクトが進行中

韓国の大手テック企業サムスンが、複数のXR(拡張現実)デバイスを開発しているとの情報が浮上しました。韓国メディア ET News の最新の報道によると、現在サムスンは3つの異なるXRデバイスに取り組んでおり、そのうち1つはすでに正式に開発が確認されています。それが「Project Moohan」、通称「Galaxy XR」です。

「Galaxy XR」とは?

「Project Moohan」として開発が進められている Galaxy XR は、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の両方を兼ね備えた本格的なXRヘッドセットになるとみられています。これは以前から噂されていたサムスンの次世代XRデバイスで、米国での価格は約2,500ドルになる可能性があるとのこと。

2種類のスマートグラスも開発中?

さらに、今回の報道では「Project Haean(ヘアン)」と「Project Jinju(ジンジュ)」という2種類のスマートグラス型デバイスの存在も明らかになりました。これらは本格的なヘッドセットであるGalaxy XRとは異なり、より軽量で日常的に使えるデザインを採用しているとのこと。

報道によると、HaeanとJinjuは薄型フレームを採用しながらも、各種センサーやカメラを内蔵し、音声はフレームを通じて伝達される仕組みになっているようです。ただし、現在のところデザインや仕様はまだ最終決定されておらず、実際に市場に登場するまでには時間がかかる可能性もあります。

2025年中に発表の可能性も

一方で、同じ報道ではサムスンが Galaxy XRと同時にHaeanとJinjuのスマートグラスを年内に発表する可能性がある とも伝えています。正式な発表時期は未定ですが、XR市場においてサムスンが大きな一歩を踏み出そうとしていることは間違いなさそうです。今後の動向に注目が集まります。

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