Motorolaの新型「Razr 60 Ultra」と「Edge 60 Pro」がFCC認証通過、バッテリー周りが進化

Motorolaは、次世代モデルとなる「Edge 60 Pro」と「Razr 60 Ultra」の開発を進めているようです。これらの新機種は、従来型のスマートフォンと折りたたみ式の両方がラインナップされる予定で、近日中に発表される可能性が高まっています。その証拠として、両モデルが米国FCC(連邦通信委員会)の認証を取得したことが明らかになりました。

「Motorola Edge 60 Pro」が複数の認証を取得

「Edge 60 Pro」は、すでにFCC認証を取得したほか、インドのBIS(Bureau of Indian Standards)、欧州のEEC(Eurasian Economic Commission)、Dekra、TÜV Rheinlandなどの国際的な機関からも承認を受けています。

FCCデータベースによると、このモデルはXT2503-1およびXT2503-3の型番で認証されており、他にもBISやEECからはXT2503-2およびXT2503-4の型番で承認を受けています。これらは地域ごとのバリエーションであるとみられ、いずれも5G、4G LTE、Bluetooth、NFC、Wi-Fiといった主要な通信機能を搭載しています。

さらに、FCCとTÜV Rheinlandの認証情報から、Motorola Edge 60 Proのバッテリー容量が5,100mAhに増加することが確認されました。前モデル「Edge 50 Pro」の4,500mAhと比べて大幅な向上です。また、68Wの超高速充電(実際には68.2W)にも対応し、充電速度の向上も期待できます。バッテリーはZhuhai CosMX Power JinWan Subsidiaryが製造しています。

「Motorola Razr 60 Ultra」もバッテリー強化&高速充電対応

折りたたみ式スマートフォンの新モデルとして登場予定の「Motorola Razr 60 Ultra」もFCC認証を取得しました。確認された型番はXT2551-1、XT2551-2、XT2551-6です。

このモデルでは、3,415mAhと1,125mAhのデュアルセルバッテリーを搭載し、合計4,600mAhのバッテリー容量を実現。これは前モデルよりも大きな改善点であり、さらに68Wの超高速充電(従来の45Wからの大幅アップグレード)にも対応することが確認されています。

また、FCC認証の情報によると、5G、NFC、Bluetooth、Wi-Fiなどの通信機能を備えており、基本性能も強化されています。さらに、リーク情報によると「Razr 60 Ultra」は6.9インチの内側ディスプレイを搭載し、最低でも12GBのRAMと256GBのストレージを搭載する可能性が高いとのことです。

近日中の正式発表に期待

FCC認証を取得したことで、「Edge 60 Pro」と「Razr 60 Ultra」の発表が間近に迫っていると考えられます。Motorolaはここ数年、折りたたみスマホ市場でも存在感を増しており、新型モデルの登場がどのようなインパクトを与えるのか、今後の動向に注目が集まります。

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