Xiaomi 15シリーズ、MWC 2025前にグローバル展開が正式発表

Xiaomiが次世代フラッグシップモデル「Xiaomi 15 Ultra」と「Xiaomi 15」のグローバル発売を正式に発表しました。これまで同社は3月2日に「The Next Pinnacle」イベントを開催し、その後MWC 2025に参加することを明らかにしていましたが、今回の発表で具体的なモデル名が確定しました。一方で、「Xiaomi 15 Pro」はグローバル市場には投入されず、中国国内限定となる可能性が高いようです。

Xiaomi 15 Ultraのデザインが判明

Xiaomiが公開した公式ティーザー画像には、Xiaomi 14 Ultraの後継モデルと思われるシルエットが確認できます。この画像から、Xiaomi 15 Ultraは従来とは異なるカメラレイアウトを採用していることが分かります。

これまでのリーク情報によると、新たなデザインには5つの円形の開口部があり、左上の開口部にはLeicaのロゴやカメラの仕様が刻まれているものの、カメラセンサーは搭載されていない可能性があります。そのスペースを利用し、大型の200MPペリスコープ望遠カメラが搭載されるとも噂されています。加えて、標準カメラ、セカンダリーカメラ、超広角カメラも配置されており、強力なカメラ性能を持つことが期待されます。

また、公開されたアニメーションでは、Xiaomi 15 Ultraがグローバル市場向けにツートンカラーのデザインを採用することも示唆されており、Xiaomiベトナムの公式投稿でもこのデザインが確認されています。

Xiaomi 15もグローバル展開へ

さらに、Xiaomi 15 Ultraの隣に並べられた「Xiaomi 15」もティーザーに登場しています。Xiaomi 15はすでに昨年10月から中国市場で販売されていますが、MWC 2025を機にグローバル展開が始まるようです。

一方で、Xiaomi 15 Proについては、前モデルと同様に中国市場限定となる可能性が高いと見られています。Xiaomi 15 UltraとXiaomi 15が世界市場で販売される一方で、Proモデルが登場しない理由については明言されていませんが、市場戦略の一環と考えられます。

今回の発表により、Xiaomiの次世代フラッグシップモデルの方向性が明確になりました。特に、カメラ性能の大幅な進化が期待されるXiaomi 15 Ultraは、多くのスマートフォンユーザーの注目を集めることになりそうです。MWC 2025でのさらなる詳細発表にも期待が高まります。

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